団塊ジュニアが「欠陥住宅をつかまないポイント!」
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
住宅購入者向けマガジン 団塊ジュニアが『欠陥住宅をつかまないポイント!』
作者:ファイナンシャルプランナー 小茂田 勝信 03/9/04 NO.26
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
団塊ジュニアが『欠陥住宅をつかまないポイント!』 第26回
■今回は26回目です。
今日も宜しくお願いします。
(「第10のポイント「わがままもほどほどに〜その2」)
今日は、最後のポイントの続編です。
バックナンバーは、こちらでご確認下さい。
http://www2.justnet.ne.jp/~komodatatemono ←バックナンバーはこちら
このポイントで終了予定です。もう少しおつきあいください。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
これより、本文。
第10のポイント「わがままもほどほどに〜その2」
前回からの続きです。
「建具の色、ナチュラルからアンバーオークに変更してよ。」
「お客様、あれはもう発注致しました。もう変更できません。」
「でもどうしても、死んでも嫌なので取替えて。」
「それでは、実費だけご負担頂くことになりますがよろしいでしょうか?」
「冗談じゃない。そんなのサービスが当たり前でしょう?」
これは、「わがまま」です。
こいうことをされると現場はやる気がなくなります。「嫌な客だな。」って
思ってしまいます。お客様の「わがまま」で追加の工事原価が発生すれば、
その分どこかでとり返そうとするのは人情です。
職人の手間を削れば、職人は削られた分だけ目に見えないところで手を抜きます。
組立が済んで、本当はもう一回すべての金物のボルトを締めて確認することを
「ちゃんと締めたはずだからイイヤ。」になってしまいます。一回締めたか、
二回締めたかなんて確認できますか?仮止めなのか本止めなのか判りますか?
こういう問題が出てくるわけです。「嫌な客」と思えば後ろめたさもなくなっ
てしまいますよね。手を抜くというのはちょっとしたことです。
人が見ただけではわからないところを時間短縮するのです。手を抜くというのは
心を込めてないので、いい仕事にはならないのです。
こんなところにも「欠陥住宅の」落とし穴があるのです。
ということで今日はここまでです。次号は、最後のポイントの続編です。
つたない文章に最後までお付き合い頂き有難う御座いました。また、木曜日に
お届け致します。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
【発行者】有限会社こもだ建物 取締役 小茂田 勝信
【職 業】ファイナンシャルプランナー(CFP)
【住 所】埼玉県さいたま市浦和区針ヶ谷3−6−1
【ホームページ】 こもだ建物のホームページ
http://www2.justnet.ne.jp/~komodatatemono
mail: komoda@js4.so-net.ne.jp
【バックナンバー】http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000106456
----------------------------------------------------------------------
このメールマガジンは、『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ を利用して発行
しています。解除は http://www.mag2.com/m/0000106456.htm からできます。
----------------------------------------------------------------------
【編集後記】
◆もうじきこのメルマガもおしまいです。
長かったような、短かったような複雑な気分です。
自分が今まで経験してきたことを文章にできたのは良かったように思います。
これを読んで頂いた方に、微力ながらもお役にたったらと思います。
文章がつたなく、大変読みづらい点も多々あったと思いますがどうかご容赦
ください。もう少しだけお付き合いください。
次回が最終回の予定です。