団塊ジュニアが「欠陥住宅をつかまないポイント!」

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住宅購入者向けマガジン 団塊ジュニアが『欠陥住宅をつかまないポイント!』
 
 作者:ファイナンシャルプランナー 小茂田 勝信  03/8/14 NO.23
       
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団塊ジュニアが『欠陥住宅をつかまないポイント!』   第23回


■今回は23回目です。

今日も宜しくお願いします。

     (「第9のポイント「くれぐれもご注意最終金〜その1」)

 今日は、新しいポイントです。


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 あと2つのポイントで終了予定です。もう少しおつきあいください。


 
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 これより、本文。

 第9のポイント「くれぐれもご注意最終金〜その1」
  
 建物が完成したら、引渡しを受けて最終金の支払いです。

 引渡しを受ける前に、完成立合い(竣工立合い)があります。これが結構大切

です。ユーザーは嬉しさで舞い上がっていますから、大抵の人は一時間くらいで

さらっと点検して終わりますが、本当は設備の使い方だけでなく十分チェックす

べきです。良心的な工務店は比較的長い時間をとり丁寧に一部屋一部屋ユーザー

に説明していますが、不動産会社は早い(短時間)です。建物について詳しくな

いので説明も簡単になってしまうのかもしれませんが「早く確認してもらってお

金をもらいたい。」というのが本音です。ですから、この確認をしっかりやらな

ければいけません。一日の生活をイメージして、ドアを開けたり、サッシを開け

たり、床を見て、壁を見て、天井を見て、クローゼットを開けて見て、腰をおろ

して視点を変えてもう一回見て下さい。内装の仕上は大丈夫ですか?建具はみん

なきっちり開閉できますか。ゴルフボウルは転がりませんか?建具の枠は床に垂

直になっていますか?枠とドアに隙はありませんか?

 外部はどうでしょう?基礎やテラスに亀裂はありませんか?外壁にムラや亀裂

はありませんか?これらのことを入念にチェックしてください。自信がない業者

はなるべく短時間に切り上げようとしますので、完成立合いは、十分時間が取れ

る日時を設定しましょう。

 この完成立合いで、残工事、駄目工事が見つかった場合、これらの対応が終わ

るまで、最終金の支払いを延期するのが賢明です。そしてこれらの残工事、駄目

工事の内容をきちんと箇条書きにして、いつまでに完了させるか約束してもらい

その期日を入れて、確認書又は覚書の形にして書面を取り交わしましょう。

 どうしても、登記やローンの関係で引渡し(最終金の支払い)が延期できなけ

れば、最終金の一部を、その残駄目工事に見合った分残すというのも方法です。

 住宅は実際に住んでみないとわからない点がたくさんあります。


ということで今日はここまでです。次号は、この続編です。

つたない文章に最後までお付き合い頂き有難う御座いました。また、木曜日に

お届け致します。



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【発行者】有限会社こもだ建物 取締役 小茂田 勝信
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【編集後記】

◆いよいよお盆休みです。うちはこの10年くらい毎年穂高に行っています。
慣れてしまってほかに行くのが面倒になってしまったこともあるのですが、
やはり長野の自然は、毎年であっても新鮮です。子供もいつのまにか大きく
なりいつまで家族全員で出かけられるかわかりませんが今年も行ってきます。
旅行の時くらいしか大学生の長男と話をしないもので・・・・・