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在来工法の工程〜その2
土台据付から床組みまで


   

1.土台とアンカーボルト



土台と基礎 建物を支える基礎と建物本体の骨組みをしっかりとつなぐのが、土台の役割です。

木造の建物であっても基礎はたいていコンクリート造のため、 木材の土台を介した方が接合しやすくなります。

最近は、基礎と土台の間に基礎パッキンを入れて、床下換気を行います。

また、土台には、建物本体の木材を地面の湿気から守るため、 水に強いヒバ、クリ、ヒノキなどを使用し、 さらにシロアリを防ぐ防蟻剤や腐食を防ぐ防腐剤を染み込ませます。

基礎の上に土台を設けるには、まずコンクリートが固まる前にアンカーボルトを埋め込みます。

そして、コンクリートが十分固まったあと、アンカーボルトの通る穴を空けた角材(土台)を水平に置き、 上からナットで締め付けます。

(コンクリートの養生期間は、コンクリート打ち込み終了から、 28日間の平均気温が15℃以上の場合は中3日、5℃以上の場合は中5日、 5℃未満の場合は中8日間を型枠の存置期間として確保し、 コンクリートに悪い影響を与えないようにする。)

そうすることで、地震や強風などで土台から上の部材がずれたり、浮き上がったりせず、 基礎と土台が固定されます。

金物4 アンカーボルトとは、基礎部分と土台部分を接合するためのボルトで、 土台と柱の接合の強さが、地震に耐える力になります。

土台と柱を接合するには、アンカーボルトを通す穴の他に「ほぞ穴」という穴を土台に空け、 「ほぞ」をつくった柱をそこに差し込みます。

土台と柱の接合の強さは、建物にとって非常に重要です。

それが弱い場合は、地震の揺れで柱が抜けて、建物が倒壊してしまうこともあるからです。

阪神淡路大震災では、柱を引き抜こうとする地震の力が最大で2.7トンにも及んだと言われ、 接合の弱さは倒壊の原因のひとつに考えられています。

そこで平成12年6月、建築基準法が改正され、 接合部分にホールダウンなどの特殊な金具で補強することが規定されるようになりました。

建物の荷重は、柱を伝って柱の底面に集中的にかかります。

その重みによって、地盤が部分的に沈んだり、滑り出したりする「不同沈下」が起きることもあります。

そうならないためにも、土台は重要。柱からの荷重を均等にし、基礎全体でバランス良く建物を支える働きもするからです。

アンカーボルトは、基礎と土台を緊密に結合させる役割があるわけですが、 アンカーボルトは径12mm(3階建ては16mm)以上で品質及び性能が明示(Zマーク表示) されたものを使用することになっています。

また 基礎への埋め込み長さは240mm以上とし、アンカーボルトの先端は、 土台の上端よりナットの外にネジが3山以上でるように固定します。

しかし 最近では1階にも構造用合板を使用する根太レス工法が多用され、 土台の断面欠損になる座堀りが不要で、アンカーボルトの頭が土台から出ない 座付きイサートナットも使われるようになりました。

アンカーボルトの必要な箇所は?

アンカーボルトは建物のズレや引き抜き(引張り力)を防ぐために設ける大変重要な金物ですから、 下記内容にアンカーボルトが必ず必要になります。

1、耐力壁(筋かい・面材耐力壁)の取付く両端の柱の下部。
但し ホールダウン専用アンカーボルト(埋込みホールダウン金物)が取付けられる場合は省略可。
2、土台の切れ箇所や土台の継ぎ手・仕口箇所の上木端部(男木)。
3、土台に設ける座付きホールダウン金物の近接(150mm内外の位置)。
4、上記以外の部分でアンカーボルトの間隔が2階建ての場合は2.7m以内、 3階建ての場合は2m以内の箇所。
アンカーボルトの位置は?

耐力壁及び土台の遇角部には出来るだけ柱に近接してアンカーボルトを設けることが望ましいとされています。

しかし、この場所は、ホールダウン金物・筋かい金物が取り付くケースが多いので、 施工者は基礎工事の配筋前までに、土台の継ぎ手位置・耐力壁による接合金物の種類と位置 耐力壁の種別などを把握して、アンカーボルトの納まりのチェックを行うことが重要です。

このチェックを怠ったりすると、アンカーボルトが土台の継ぎ手部にかかったり、 耐力壁に必要なホールダウン金物や筋かいと干渉したりする問題が発生してしまいます。



2.建て方

上棟0 木造住宅での建て方とは、 構造部材を組み上げることをいいます。

木造住宅の場合、具体的には、土台の据付から柱、梁、小屋組(屋根を支える構造部分)の棟上げ までの作業工程をいいます。

まず、基礎工事が終わった後、基礎の天端をセメントペースト(セメントと水を混ぜたもの)で、 高さを均一にします。

その後、土台を設置し、柱を立てていきます。





上棟2 基礎と土台はアンカーボルトで、土台と柱は継ぎ手+金物で緊結します。

ちなみに、柱には2種類あり、1・2階を1本で立てる通し柱と各階の長さの管柱とがあります。

1階から順に柱を立てて行き、その後、柱と柱をつなぐ部材が出てきますが、 妻側(長さの短い面)の梁を妻梁、桁面(長さの長い面)の梁を敷梁といい、 1階と2階の間にあるものを胴差といいます。

同じように2階の柱を立てて、外周面の横架材で、2階の桁側は軒桁、妻側を妻桁といいます。

4隅などコーナーの柱を隅柱といいます。


上棟3 で、小屋梁に小屋束を立てて母屋を上げて行き、一番高いところが棟で、 これを上げることを、上棟といいます。

詳しくは写真で確認してくださいね。。。
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http://www.komodatatemono.co.jp/album2.html  工事日記











3.小屋組み

小屋組み1 小屋組には、和小屋と洋小屋があり、 和小屋は、屋根荷重を垂木・母屋・小屋束・小屋梁へと伝え、 梁によって支える構造で屋根の形状や大きさに柔軟に対応できます。

洋小屋は、三角形に組んだトラスが屋根荷重を分散して受けるもので、 比較的規模の大きい木造建築が可能です。

通常の木造住宅の小屋組は、和小屋です。

1、小屋梁

  軒げたを結び、建物の外側を引っ張り合いながら屋根と天井の重さを支える水平材。

昔は、一般的に、松丸太の樹皮をひいた芯持ち材が使われ木の背(むくり)を 上にして取り付けられた。

2、小屋づか

母屋から上部の重量を小屋梁に伝える垂直材。

小屋組み2 3、二重梁

大小の梁が上下二重に架け渡してある梁組のこと  小屋梁の長さが大きい小屋組に使われる。

4、雲筋交い

小屋束が倒れるのを防ぐための部材で「揺れ止めぬき」、「桁行き筋交い」、「小屋筋交い」 ともいい、桁方向にぬきを斜めに貼り付けたもの。

5、母屋(もや)

棟と平行して、垂木屋根材を支える横木。

6、棟木

小屋の頂部の桁行方向に取り付ける横木。

「棟上げ」とは、この部材を最後に乗せることで「建前」が終了することを指し 「上棟式」ともいいます。

7、垂木(たるき)

屋根板を支える角材で、勾配に沿って、棟木、母屋、軒げたに掛け渡す部材。

上記1〜7の工程で小屋組みが完了します。

詳しくは写真で確認してくださいね。。。

    ↓   ↓

http://www.komodatatemono.co.jp/album2.html 工事日記





4.床組み

キッチン根太 「床組み」

「束立て床」や「転ばし床」などは、主に一階床の造りで、 「根太床」「梁床」「組床」などは二階の床組になります。

●束立て床

一般的に布基礎の場合は、この束立て床になります。

一階の床組で、束石→床束→大引き→根太→床材の順に組み上げられます。

●床づか

一階床を支える垂直材(束石の上に設置された短い柱)で、大引き、根太と順番に受けていきます。

(最近は束石の不要な金属製や樹脂製も使われています。)

●大引き

一階床を支える横材で根太を受けます。

リビング断熱 ●根太

床板を支える横材

●根がらみ貫

一階床組の床下に設けられ、床束などを相互に連結させて、安定させるための横木のことです。

根太工法と剛床工法の違い

根太(ねだ)工法とは、床下地合板 厚み12mmを受けるために、 幅45mm高さ60mmの部材(根太)をピッチ303mm毎に設ける床組みです。

(各業者によって根太のサイズ・ピッチの運用が異なります。)

また、剛床(ごうゆか)工法とは別名根太レス工法とも言い、 根太を設けず横からの水平力に抵抗させるために、厚みの厚い床下地合板(構造用合板厚み24mm以上)を用いた床組みです。

剛床工法は、根太工法に比べ施工性が良く、剛性が高いので火打ち梁を省く事ができ、 最近では、剛床工法(根太レス工法)が主流となってきました。

リビング床組み 剛床工法(根太レス工法)

剛床工法(根太レス工法)とする場合は下記の対応が必要です。

床下地合板の品質は、JASに適合する構造用合板で、厚みは24mm以上とします。

床下地合板は、その四周辺を床梁に直接乗せ、N75釘で間隔 150mm以下で平打ちとして梁に留めつけます。

但し 床梁等の横架材の間隔が1m以下の場合だけ。

*N75釘というのは釘の種類。釘の太さが足りないのはNG。

構造体部分などは、鉄丸くぎ(N釘)や2×4用太め鉄丸くぎ(CN釘)を使わなければならず、その箇所に、ロール釘(NC釘)などを使うことはNG。

剛床工法 古い釘打ち機を使われちゃっていたら要注意。

旧式の釘打ち機ではFN50(梱包用)やNC50(コイルネイル)といった釘しか使うことができないんだって。。。

細い釘は、引き抜きやせん断耐力が約1〜2割減少しちゃうって。。。

詳しくは写真で確認してくださいね。。。
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5.あとがき

深谷新築 こもだ建物の小茂田です。

いつもお世話になります!!

只今、私が高校まで過ごした埼玉県深谷市で新築工事をやっています。

韓国ドラマの「フルハウス」のような家を建てたいということから話が始まったのですが・・・

大きな開口、吹き抜け、モダンと言ったところがコンセプトになるかな??

おかげですっかり韓国ドラマ通になりました。

工事経過は「なブログ」ネットで公開中。

http://komodatatemono.nablog.net/

地盤調査からスタートしています。

ふるさと深谷での注文住宅なので、結構気合はいっています。

現場写真はこちらで公開中
   ↓   ↓
http://www.komodatatemono.co.jp/album2.html 「工事日記」


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